Case3 Garre骨髄炎    
患者:6歳男児
主訴:左側頬部の腫脹と疼痛で来院
   
   
パノラマX線写真
左側下顎骨体部に瀰漫性のX線不透過像を認める。
骨体部の不透過の亢進に伴い下顎管は極めて明瞭化している。
左側下顎骨下縁皮質骨は不明瞭化を呈している。
左側下顎下縁に層状の不透過像を認め、いわゆるonion peel appearanceの像である。
   
   
P-A view
左側下顎骨体部に瀰漫性のX線不透過像を認める。
骨体部の不透過の亢進に伴い下顎管は極めて明瞭化している。
左側下顎骨下縁皮質骨は不明瞭化を呈している。
左側下顎下縁に層状の不透過像を認め、いわゆるonion peel appearanceの像である。
   
診断:Gareeの骨髄炎
   

 Onion peel appearance(タマネギの皮状の骨膜反応)

骨に沿った多層型の骨膜反応。骨膜周囲に病的状態が存在し、骨膜にカルシウム沈着や骨新生を起こした状態。平行型の多層性の骨膜反応を呈する。

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